ギャンブル等依存症・アルコール依存症|うめもとクリニック|大阪天満宮駅・南森町駅の心療内科、精神科

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ギャンブル等依存症・アルコール依存症

ギャンブル等依存症・アルコール依存症|うめもとクリニック|大阪天満宮駅・南森町駅の心療内科、精神科

依存症は、回復が可能な病気です。
しかし、一人では回復が難しく伴走者が必要です。
当院では、ギャンブル等依存症・アルコール依存症に対応しております。

ギャンブル等依存症について

  • ギャンブル等依存症とは、借金や生活上の困りごと、人間関係の悪化など、社会生活に悪い影響が生じても、ギャンブル等を自分ではやめられない状態を示します。
  • 「性格」や「本人の意思の弱さ」には関係なく、だれでもギャンブル等依存症になる可能性があります。
  • 適切な対応や支援により、キャンブル等に頼らない、自分らしい生き方をしていくことができます。

ギャンブル等のことで困っていませんか?

ギャンブル等依存症のスクリーニングテスト(PGSI)

薬物療法

症状により抗うつ薬や抗不安薬が処方されることがあります。

サポートグループ、
自助グループへの参加

同じ問題を抱える人、その人を大切に思う家族らが自主的に集まり、自分と似たような立場や経験を持つ仲間と出会い、交流し、助け合える場所を自助グループといいます。
グループのメンバーと体験談を語り、情報や知識の交換を行ったりします。そうすることで、希望、問題解決へのヒントを得る人が多くいます。

教育と予防

依存症のリスクについての教育や、ギャンブルのリスクを理解することが重要です。
ギャンブル依存症は、本人だけでなく周囲の人々にも深刻な影響を及ぼします。早期の発見と治療が重要であり、適切なサポートと治療を受けることで回復が可能です。

当院でのギャンブル依存症の治療

以下のように回復していきます。

1

気づき

自分の問題に気づき、相談してみようかなと思う。

2

目標の設定

実現できそうな目標を設定しましょう。

  • 例「ギャンブル等をするのは1ヶ月に〇日だけ」
  • 例「1回のギャンブル等で使う金額は〇円以内」など

3

日誌をつける

ノートでもカレンダーでもよいです。
大阪府ギャンブル等医損傷簡易相談支援アプリ「Day See」も活用できます。

4

目標の達成を確認する

診察時に振り返りをしましょう。

ギャンブル集団精神療法(準備中)

同じな悩みを持つ人たちが集まって、テキストを用いて回復への手がかりを見つけ、「なりたい自分に近づいていくため」のプログラムです。
1クール6回です。
第1・3の日曜日15時より開始します。

薬物療法

気分の落ち込みや睡眠障害を併発している場合には、抗うつ薬などを服用することもあります。

アルコール依存症について

「健康診断で検査値に問題があるといわれた。」、「家族や知人などが、あなたの飲酒について心配したり、飲酒量を減らすように勧めている。」、「飲み始めると止まらない。」、「深酒のあと体調を整えるために迎え酒が必要。」、「飲酒後、飲んでしまった罪悪感や自責の念に駆られる。」など思い当たることはないでしょうか。

スクリーニングテスト(AUDIT)

  1. あなたはアルコール含有飲料をどのくらいの頻度で飲みますか?
    • 飲まない(0点)
    • 1ヶ月に1度以下(1点)
    • 1ヶ月に2~4度(2点)
    • 1週に2~3度(3点)
    • 1週に4度以上(4点)
  2. 飲酒するときには通常どのくらいの量を飲みますか?

    ただし「日本酒1合=2ドリンク」「ビール大瓶1本=2.5ドリンク」「ウィスキー水割りダブル1杯=2ドリンク」「焼酎お湯割り1杯=1ドリンク」「ワイングラス1杯=1.5ドリンク」「梅酒小コップ1杯=1ドリンク」とします。
    【例】1ドリンク:日本酒0.5合、焼酎25度50ml、ビール中瓶1/2

    • 0~2ドリンク(0点)
    • 3~4ドリンク(1点)
    • 5~6ドリンク(2点)
    • 7~9ドリンク(3点)
    • 10ドリンク以上(4点)
  3. 1度に6ドリンク以上飲酒することがどのくらいの頻度でありますか?

    【例】6ドリンク:ビール中瓶3本、日本酒3合、焼酎25度1.7合(300ml)

    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1度未満(1点)
    • 1ヶ月に1度(2点)
    • 1週に1度(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  4. 過去1年間に、飲み始めると止められなかった事が、どのくらいの頻度でありましたか?
    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1度未満(1点)
    • 1ヶ月に1度(2点)
    • 1週に1度(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  5. 過去1年間に、普通だと行えることを飲酒していたためにできなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1度未満(1点)
    • 1ヶ月に1度(2点)
    • 1週に1度(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  6. 過去1年間に、深酒の後体調を整えるために、朝迎え酒をせねばならなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1度未満(1点)
    • 1ヶ月に1度(2点)
    • 1週に1度(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  7. 過去1年間に、飲酒後、罪悪感や自責の念にかられたことが、どのくらいの頻度でありましたか?
    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1回未満(1点)
    • 1ヶ月に1回(2点)
    • 1週に1回(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  8. 過去1年間に、飲酒のため前夜の出来事を思い出せなかったことが、どのくらいの頻度でありましたか?
    • ない(0点)
    • 1ヶ月に1度未満(1点)
    • 1ヶ月に1度(2点)
    • 1週に1度(3点)
    • 毎日あるいはほとんど毎日(4点)
  9. あなたの飲酒のために、あなた自身か他の誰かがけがをしたことがありますか?
    • ない(0点)
    • あるが、過去1年にはなし(2点)
    • 過去1年間にあり(4点)
  10. 肉親や親戚・友人・医師あるいは他の健康管理にたずさわる人が、あなたの飲酒について心配したり、飲酒量を減らすように勧めたりしたことがありますか?
    • ない(0点)
    • あるが、過去1年にはなし(2点)
    • 過去1年間にあり(4点)

結果判定

0-7点:危険の少ない飲酒 青信号

8-16点:危険の高い飲酒 黄色信号

15点以上:アルコール依存症の疑い 赤信号

※作成 厚生労働省科学研究費補助金 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病 総合研究事業「わが国における飲酒の実態把握およびアルコールに関連する生活習慣病とその対策に関する総合的研究」

お酒との上手な付き合い方(減酒)や場合によっては止め方(断酒)を一緒に考えていきましょう。

当院でのアルコール依存症の治療

以下のように回復していきます。

1

気づき

自分の飲酒問題に気づき、相談してみようかなと思う。
まず、飲酒量の確認をしましょう。

2

目標の設定

実現可能な飲酒量を設定します。

3

日誌をつける

ノートでもカレンダーでもよいです。
アプリもご紹介できます。

4

目標の達成を確認する

診察時に振り返り、次の対策を一緒に考えましょう。

薬物療法

アルコール依存症に対する薬物療法は、随分進化しました。
古くから使用されている「シアナマイド内服液」、「ノックビン」の他に、飲酒量を減らす(減酒)ことを目的とした「セリンクロ」や断酒維持の補助として「レグテクト」というお薬が使用されるようになりました。